去年の今頃。私は宅建の勉強をしていました。
宅建の試験は10月の日曜日ですよね。
そろそろ焦りだしてきた人もいるのではないでしょうか?
先に言っておきますと、私は2017年の宅建試験に失敗しています。
初めての受験でした。2017年の合格点と私の得点は以下の通り。
- 35点(合格点)
- 33点(私の得点)
そんなわけで、今回は宅建の不合格体験記です。
宅建に落ちた勉強法を紹介します。
今年の受験者様のヒントになればいいですね。
もちろん、こんな失敗をしないように。
【2018年10/19追記】
なぜだか読まれている方が多いようなので…(笑)
10月21日が今年の試験日ですね。
先に言っておくとタイトルにもあるように落ちてますから、私の勉強法は参考になりません…!
なので応援しか私には出来ないのですが、受験される方は頑張ってください('ω')b
「会社で取れって言われた」とか、「学生でなんか取っておこうと思って…」など色々な受験の動機はあると思います。
1人1人事情は違うかもしれませんが、ひっそりと皆さまを応援しています。
1人でも多くの方が合格できることを祈っています。
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不合格の原因は勉強不足
明らかに勉強不足でした。
これから先は、一応私がどんな勉強をしたのか、試験本番までの記録を詳細に記します。
注意してほしいのですが、参考にしてはいけない方法です。この通りにやると落ちるので(笑)
反面教師にしてください。
人は失敗体験の方が勉強になると読んだことがあります。
こうなってはいけないのですよ(笑)
オレの不合格体験記
資格試験に関して言うと、いつも私は取り掛かりが遅いんですよね。
FPも試験一週間前でしたね。
まぁ、計画的な人じゃない限り入念にコツコツ勉強できる人って、中々いないのではないでしょうか。
ネットの情報を信じて、最短で合格目指すのも効率はいいのかもしれませんが、最短を目指しすぎると運の要素が大きくなります。
勉強開始は8月8日
弟の誕生日なのでよく覚えています。
8月8日から勉強を開始しました。
2017年の宅建試験は10月16日。
約70日前からスタートしたんですね。
当時の私はこんなことを思っていました。
私「宅建受かったら給料あがるし、そろそろ勉強しよっと。勉強ってヤツは、要は質が大事なんだよな(ドヤ顔)」
勉強開始がそもそも遅い
宅建はよく3ヶ月前からなんて聞きますが、私の場合スタート時点ですでに出遅れています。
ビッグマウスな俺(万一の時ほんとうに恥ずかしいからやめよう)
当時の私は周囲にこんなことまで言ってました。
私「宅建が難しい?おいおいおい。俺はおうち屋さんだよ?プロだよ?プロフェッショナルだよ?今まで興味なかっただけ。その気になれば一瞬でFPの時みたいに余裕で合格しちゃいますよ(笑)運転免許もFPも宅建も…この辺の試験難易度ならどれも変わらんわ(笑)」
無駄にビッグマウス
落ちるとすごーく恥ずかしいのでやめましょう。
ちなみにFP3級すら一週間前から始めて内心焦ってましたからね。
この自信どこからくるのか毎度、自分でも不思議なんですよ。
周囲に「絶対に合格する」という宣言すると、多くの人は勉強するようになります。
ただし、私のように煽るようなビッグマウス発言は控えた方がいいです。
不合格になると、めちゃくちゃダサいから。ほんとうに(笑)
それにしても一年前の自分、フラグ職人すぎて草…w
それでね、大きなことをドヤ顔で周囲に宣言したからには、さすがに勉強を開始してました。
ちなみに使用したテキストは2冊。
- わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト (わかって合格る宅建士シリーズ)
- わかって合格(うか)る宅建士 過去問 ベスト300 (わかって合格る宅建士シリーズ)
- 2016年と2015年の過去問
あとは2016年と2015年の過去問です。
落ちたのでなんともオススメしにくい形になってしまうのですが、テキスト自体はすごく分かりやすかったです。
「テキストのせいで落ちた!」ということはまったく思ってないです。
もしも再受験するなら私はまたこのテキストを使うと思います。
内容、めちゃくちゃ素晴らしかったです。
特に過去問ベスト300。
見開きで問題と解答・解説が載っていた上、分冊のためコンパクト。
すごく反復しやすかったです。
やる気に満ち溢れていた初期は常にカバンに入れていましたし、暇さえあれば眺めていました。
欲を言えばあと少しだけ問題数欲しいかも。
基本テキストを立ち読みしたのですが、最新版はオールカラーになったようですね。
去年までは2色刷りでした。
オールカラーの参考書が苦手な方は別のシリーズが良いかもしれないです(私はオールカラーが苦手)
8月が勉強のピークだった
8月末までは過去問ベスト300をとにかく繰り返していました。
何周というより、できないとこを理解できるようになるまで繰り返していましたね。
基本テキストの方は2回ほどザっと通読して、その後は辞書代わりにしていました。
同じTAC出版社のテキストなので、該当範囲の参照がしやすかったです。
会社の昼休みや帰宅後もガッツリやってました。
約3週間で合格点に到達
9月の初め。ネットでダウンロードした宅建の過去問をやってみました。
2016年と2015年の二年分。
すると意外と解けて合格点に到達。
時間はかなり余るし、得点も42点と41点だったのを覚えてます。
その時の私はこんなことを思っていました。
「合格間違いないわコレ…勉強やめても余裕だわコレ。2年連続合格しちゃったやん(?)天才かな?」
勉強は試験本番まで継続しなければならない。
二択まで絞ってマグレで正解した問題もあったはずなのに…
おかしな自信をつけた私は、宅建の勉強を完全にやめてしまいました。
その後、直前までテキストを開くこともなくなりました。
ちなみにかなり短期間で合格点に到達していますが、この時期は相当勉強しています。
一日2~3時間とかいう短時間ではないです。仕事の日でも5時間はやってました。
地頭悪いのに調子乗っちゃうタイプです(白目)
8月中のテキストの状態
画像は8月26日に撮影したテキストの写真です。
「宅建めっちゃ勉強してるー!」なんてツイートをした記憶があります。
9月初めの余裕なコメントとは裏腹に、8月いっぱいはガッツリやってました(笑)
暇さえあれば、とにかく「過去問ベスト300」を眺めていました。
「過去問?愛読書だよね。これなしではもう生きていけない。心の一冊だね。宅建いず人生だよ。合格は間違いない」と周囲に言ってましたね。
余談ですが私はよく、勉強中分からないところにコメントを書き込む癖があります。
当時の感想が「意味が分からないよバカ(´・ω・`)」だったんでしょうね。
字が汚いのは気にしないでください(笑)
コメント読みかえすと、「あーこんなのやったわ」という具合に、わりと記憶に残っています。
ちなみに私の学習法は問題集の加工から始まります。
- 正解の選択肢にピンクの蛍光ペンを引く
- 間違っている選択肢は赤いボールペンで修正して正しい文章に訂正
- ページ上部に正の字を書いて何回やったのか把握
ザッとこんな感じです。
赤シートも使いました。
マーカーもボールペンもフリクションが便利です。
消せるので。
で、まぁ、勉強を放置し続けて、気づくと本番1週間前となっていました。
本番1週間前から勉強を再開
見事に忘れてました。
わりときれいさっぱり。
テキストを開いた瞬間、「Nice to meet you!」でした。
「…やばくねぇ?全然覚えてないんやけど。土曜は結婚式やで…」
短期間で詰め込んだ記憶はすぐに忘れる
短期間で身に付けた付け焼刃の知識って、忘却がすごく早いです。
直前期に勉強を再開しましたが、8月に中途半端に勉強して放置したため、勉強内容が頭の中でゴチャゴチャになっていました。
「たしかこういうことだったはず!…あっれー間違えてんじゃん!」という感じ。
勉強を再開したのですが、以前ほど集中も出来ず、ページが進まなかったですね。
「…やばめ!逆転合格を狙うしかない」
試験本番は時間ギリギリで全問解答。自信はない…
前日は友人の結婚式でした。
しっかりと三次会まで参加したあと、「徹夜で悪あがきしよう!」と思い、完徹しました。
「試験前日はしっかり寝ろよ!」という元職場の部長のありがたいお言葉は完全に無視されました(笑)
「9月初めなら受かってた。ピーク時期を間違えた(キリッ)なんとか受かりたいようわーん!」
そして、手ごたえを感じずに試験本番終了。
天気の悪い日でしたね。
…ぼくの気分も悪い日でしたね。
そして自己採点。出処不明の解答速報では35点だった
試験終わってすぐ、ツイッターで解答速報がでまわってました。
資格試験の解答速報ってどこも時間帯がバラバラじゃないですか。
大手だと翌日とか。
よく分かんない方の解答速報だったと思います。
小さな宅建塾?みたいな。
35点だったので、当初はもしかすると滑り込めたかもって期待しました。
後日、念のため再度自己採点。33点に下がる
大手の資格学校のきちんとした解答速報を確認しました。
すると、緊急事態発生…
点数が下がりました(笑)
先に見た解答速報が二問、どうやら間違えていたみたいです。
宅建試験では、33点~35点あたりは毎年ボーダーラインです。
最近は35点がボーダーの年が多かったような…
頼みの綱は資格の大栄の合格予想点のみ
多くの資格学校や、個人サイトが合格予想点を公表していました。
34点~35点に集中していたと思います。
そんな中、私の唯一の希望は、『資格の大栄』の合格予想33点というもの。
宅建試験の合格ライン予想ってどこも、34点前後といったように、たいていの学校や予想サイトは、幅を持たせてきます。
「33点もしくは34点」とかね。
そんな中、資格の大栄は毎年一点予想です。
2017年は33点と予想していました。
的中率も良いと評判でした。
「なんだ。資格の大英が言ってるなら結局オレは合格か…最も効率の良い合格をしてしまった。一時はどうなることかと思ったけど…やれやれだぜ」
というかそもそも終わったことをウジウジ悩んでも仕方ないので、果報は寝て待て精神。
試験終了日~合格発表まではゲームをして遊んでいました。
合格発表:合格点は35点
はい、普通に落ちましたー(笑)
マジでだせぇ…
5問免除しとけばよかったですww
宅建試験を振り返ってみての3つの教訓
猛省すべき点を3点あげていきます。
地頭いいと勘違いしてる人、いつもギリギリにしか始めない人など、私と似たようなお調子者タイプの人は注意した方がいいかもしれないです。
1年に1回しか行われない試験だと、時間無駄にすることになっちゃいますよ。
時間ギリギリになってから始めない
世の中勉強時間少なく合格するのがすごいって風潮あるじゃないですか。
たしかに合格すればすごいですが、落ちたら元も子もないです(笑)
なぜだか過信してそっちを目指しちゃうんですけどね(笑)
合格点に乗っても、点数を更に伸ばそうとすること
付け焼刃で合格圏内に到達したとしても、試験まで期間がまだ残されているなら、1点でも2点でも伸ばそうとした方が良いです。
あと、復習すごく大事です。
人間なんて覚えたこと、どんどん忘れます。
忘れるならまだよくて、曖昧な状態から再開すると余計に時間がかかるかもしれませんし。
過去問はできるだけ多く解いて本番に挑むこと
5年分過去問を解いた人より、10年分解いた人の方が、問題にあたってきた数が違います。
仮に1年分50題として、単純に250題分のリードが生じるわけではありませんが、確実に対応力は変わってきます。解いたことが「ある」のと「ない」のとでは大違いなわけです。
私はほぼ300題しかやれてなかったのですが、「初見」と感じる問題には対応し辛かったです。
それに演習が少ないというだけで、過去問にもっと取り組んでいたら、実は過去にも使われていたプール問題だったというケースだってあります。
宅建の注意点
宅建の点の取り方って、おそらく「宅建業法」で満点近く稼いで、「民法」はほどほど、「法令上の制限」とラスト5問で取るという方が多いと思うんですよね。
私もそのスタイルだったのですが、どうも私は「法令上の制限」の方が断然苦手でした(住宅屋なのに…)
どちらかと言うと民法の方が好きでした。
直前期で焦っていたのもありますが、「法令上の制限」は毎度毎度、記憶がごちゃごちゃなっていました。
「宅建業法」は一番簡単ですし早々に得点源にするのは当然なのですが、「法令上の制限」も少々早めに取り掛かった方がいいかもしれないです。
「民法」は理解をしていれば、「法令上の制限」よりは抜けは少なかったです。
余談ですが、最後のラスト5問について言うと、本番は2問しか正解していませんでした(笑)
私が間違えていた問題、過去に出題されたプール問題もあったんですよね。
取り組んだ過去問が少ないために落とした問題でした。
問題を解いたことがあるかないかで全然違う良い例です。
一度でも目にしていたら記憶に引っ掛かりが残る可能性はあります。
まとめ:ちゃんとコツコツ勉強しようねってお話でした
勉強スタイルに関して、ウサギと亀タイプで分類されたりしますが、合格率が高いのは亀さんタイプです。
真面目にコツコツやった方が絶対に良いです。
ウサギタイプは…間に合えば勝ちなんですけどね。
短期間で受かった方が、なんとなくカッコイイ気もしますし結局のところ資格試験だって合格すればオールオッケーなので。
ただ、不合格だと何の意味もないです。
また来年チャレンジとなると、モチベーションがさすがに1年は続かないかと。
ゆとりを見て3ヶ月前からとか、半年前からとか、一般的にこれくらい必要だと言われている勉強時間+αは確保できるよう計画した方が良いです。
また、もし受ける機会があれば、その時はちゃんとコツコツ勉強しようと思いました。
結果は最悪でしたが、いい教訓になったなと前向きに捉えてます(笑)
これを読んでいるあなたは、私のようにならないように。
合格することをお祈りしてます。